爪が割れる・薄いのは栄養不足?ビタミンCと爪の健康の関係

爪が割れる・薄いのは栄養不足?ビタミンCと爪の健康の関係

「最近、爪が割れやすくなった」

「爪が薄くなった気がする」

「ネイルをしても、自爪の状態が気になる」

そんなとき、ネイルオイルやハンドクリームなど、外側からのケアを見直す方は多いのではないでしょうか。

もちろん、爪や爪まわりの乾燥を防ぐことは大切です。

しかし、爪も髪や肌と同じように、私たちの体からつくられています。

そのため、健やかな爪を保つためには、外側からのネイルケアだけでなく、たんぱく質やビタミン、ミネラルなど毎日の栄養を意識することも重要です。

今回は、

ビタミンCと爪にはどのような関係があるのか

を中心に、爪が割れる・薄く感じるときに考えたい栄養と毎日のケアについて解説します。

 

爪は何からできている?

まず知っておきたいのが、爪の主成分です。

爪は主に、ケラチンと呼ばれるたんぱく質からできています。

そのため、爪の栄養を考えるうえで最初に意識したいのは、ビタミンCだけではなくたんぱく質を十分に摂れているかということです。

肉や魚、卵、大豆製品、乳製品などを普段あまり食べていない場合は、食生活全体を振り返ってみることも大切です。

爪だけでなく、

  • 髪が細くなった気がする

  • 肌の調子が安定しない

  • 食事量そのものが少ない

といった変化が重なっている場合には、ひとつの栄養素だけを見るのではなく、毎日の食生活そのものを見直してみましょう。

 

ビタミンCは爪にどんな関係がある?

ここで今回のテーマであるビタミンCです。

重要なのは、

「ビタミンCを摂れば、爪が直接硬くなる」わけではない

ということです。

爪の主な材料は、あくまでたんぱく質。

一方、ビタミンCには、体内でコラーゲンをつくる過程を助ける働きがあります。

コラーゲンは皮膚などの結合組織を構成する成分のひとつです。

そのためビタミンCは、「爪を硬くする成分」と考えるよりも、爪まわりを含めた体の組織を健やかに維持するために必要な栄養素のひとつとして考えるのがよいでしょう。

ビタミンCとコラーゲンの関係については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

▶︎ ビタミンCとコラーゲンの真実|肌も骨も老ける本当の原因

美容というと肌に目が向きがちですが、

肌・髪・爪はすべて同じ体からつくられています。

そのため、「爪だけをどうにかする」と考えるよりも、体全体の栄養バランスを見ることが大切です。

 

爪が割れる・薄い=栄養不足とは限らない

「爪が割れるから栄養不足なのでは?」

と考える方もいるかもしれません。

ただし、爪が割れたり薄くなったりする原因を、栄養だけで判断することはできません。

たとえば、

  • 水仕事が多い

  • 手洗いやアルコール消毒を頻繁にする

  • 爪や爪まわりが乾燥している

  • 洗剤や薬剤に触れる機会が多い

  • ジェルネイルやネイルオフを繰り返している

  • 爪を削る機会が多い

など、外側からの刺激も関係します。

だからこそ、爪のケアでは、

外側から守ること

内側から必要な栄養を摂ること

の両方を考えることが大切です。

 

爪のために意識したい栄養はビタミンCだけではない

爪のコンディションを考えるなら、特定のビタミンだけに頼らないことも重要です。

まず土台になるのは、爪の材料となるたんぱく質

さらに、毎日の食生活の中でビタミンやミネラルをバランスよく取り入れていきます。

ビタミンCも、その中のひとつです。

ビタミンCはコラーゲンの生成に関わるほか、植物性食品などに含まれる非ヘム鉄の吸収を助ける働きもあります。

つまり、

「爪が気になるから、とにかくビタミンCを摂る」

というより、

たんぱく質を含めた食生活全体を整え、そのうえでビタミンCもしっかり摂る

という考え方がおすすめです。

ビタミンCの基本的な働きについて知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。

▶︎ ビタミンCの効果とは?美容・健康にうれしい働きをわかりやすく解説

 

巻き爪も栄養で改善できる?

爪の悩みとして検索されることが多いのが「巻き爪」です。

では、巻き爪も栄養不足が原因なのでしょうか。

ここは分けて考える必要があります。

巻き爪そのものを、栄養だけで考えることはできません。

爪の切り方や足に合わない靴による圧迫、爪の形、歩き方、外傷など、さまざまな要因が関係するためです。

そのため、

「ビタミンCを摂れば巻き爪が治る」

ということではありません。

痛みや腫れ、赤みなどを伴う場合には、自己判断せず、皮膚科などの医療機関へ相談しましょう。

一方で、巻き爪の有無にかかわらず、健やかな爪を維持するために毎日の食生活を整えることは大切です。

 

ネイルケアは「外側+内側」で考える

ネイルケアというと、

ネイルオイル

ハンドクリーム

甘皮ケア

自爪ケア

といった外側からのケアが中心です。

もちろん、これらは大切です。

しかし、そもそも爪は体内でつくられるもの。

だからこそ、

「最近、食生活は乱れていないか?」

という視点も加えてみてください。

これは肌の美容でも同じです。

化粧水や美容液によるスキンケアだけでなく、

  • 食事

  • 睡眠

  • 水分補給

  • 運動

  • 栄養

などを整えることで、内側と外側の両面から美容を考えることができます。

▶︎ 肌を綺麗にする方法8選|今日から変わる透明感習慣

ネイルサロンでも、

「爪をきれいに見せる」だけではなく、「健やかな爪を育てるための生活まで考える」

という視点は、これからさらに重要になっていくのではないでしょうか。

 

ビタミンCは毎日の食事から摂るのが基本

ビタミンCは、さまざまな食品から摂取できます。

たとえば、

  • パプリカ

  • ブロッコリー

  • キウイ

  • いちご

  • レモンなどの柑橘類

  • じゃがいも

などです。

特定の食品だけに偏るのではなく、野菜や果物を含めた食生活の中で取り入れていくことが基本です。

一方、

「毎日十分な野菜や果物を食べるのは難しい」

「外食が多い」

「忙しくて食生活が乱れやすい」

という方もいるでしょう。

そんなときには、あくまで食生活を補う方法として、サプリメントを活用するという選択肢もあります。

 

ビタミンCはいつ摂ればいい?

ビタミンCを取り入れようと思うと、

「朝がいい?」

「夜のほうがいい?」

「食後がいい?」

とタイミングも気になるところです。

ただ、ビタミンCは「この時間に摂らなければ意味がない」というものではありません。

大切なのは、無理なく続けられること。

生活スタイルに合わせて、毎日の習慣として取り入れることを意識してみましょう。

▶︎ ビタミンCはいつ飲む?朝夜の違いと効果を最大化する飲み方

 

爪のケアで大切なのは「爪だけを見ない」こと

爪が割れる。

爪が薄い。

ネイルをしても、自爪の状態が気になる。

そんなときは、外側から何を塗るかだけではなく、

「最近、ちゃんと食べているかな?」

と考えてみてください。

爪も体の一部です。

だからこそ、

  • たんぱく質をしっかり摂る

  • 野菜や果物を食べる

  • ビタミンやミネラルを意識する

  • 睡眠を整える

  • 爪や爪まわりを保湿する

といった基本的な習慣が大切です。

ビタミンCは「爪を直接強くする魔法の栄養素」ではありません。

しかし、コラーゲンの生成など、私たちの体を健やかに維持するために欠かせない栄養素のひとつです。

ネイルオイルで外側からケアするように、毎日の栄養にも少し目を向けてみる。

そんな「外側+内側」の考え方を、毎日のネイルケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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※本記事は一般的な栄養・美容情報を提供するものであり、疾病の診断・治療を目的としたものではありません。爪の割れ、変色、変形、痛みなどが続く場合は、医療機関へご相談ください。

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