ビタミンEとは?ビタミンCと一緒に知りたい「抗酸化ビタミン」の基本

ビタミンEとは?ビタミンCと一緒に知りたい「抗酸化ビタミン」の基本

「ビタミンEって、結局何にいいの?」

美容や健康について調べていると、ビタミンCと並んでよく出てくるのがビタミンEです。

なんとなく、

「美容によさそう」
「抗酸化作用があるらしい」
「ナッツに多いらしい」

くらいのイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

私たちは普段、ビタミンCについて発信することが多いのですが、栄養について考えるほど、

「ビタミンCだけ知っていればいいわけではない」

ということが分かります。

そこで今回は、少し視野を広げて「ビタミンE」の話をしてみたいと思います。

ビタミンEの効果や働き、ビタミンEが多い食べ物、そしてビタミンCとの違いまで、なるべくシンプルに整理していきます。

 

そもそもビタミンEとは?

ビタミンEは、私たちの体に必要な脂溶性ビタミンのひとつです。

ここでまず知っておきたいのが、

ビタミンCは水溶性。
ビタミンEは脂溶性。

という違いです。

「水溶性」は文字通り水に溶けやすい性質。

一方、「脂溶性」は油や脂質となじみやすい性質を持っています。

この違いは、体の中でそれぞれのビタミンがどのように働くかを考えるうえでも重要です。

ビタミンEは特に、細胞膜などに含まれる脂質を酸化から守る働きに関わっています。

そのため、ビタミンCなどとともに、

「抗酸化ビタミン」

と呼ばれることがあります。

 

「抗酸化」って、そもそも何?

美容や健康の記事では、「抗酸化」という言葉がよく出てきます。

でも、ちょっと分かりにくいですよね。

私たちの体では、呼吸をしたり、紫外線を浴びたり、日々生活したりする中で、さまざまな酸化反応が起きています。

酸化そのものが悪いわけではありません。

ただし、酸化による影響が強くなりすぎると、細胞を構成する脂質などにも影響を与えることがあります。

そこで体の中では、さまざまな抗酸化物質が働いています。

その一つがビタミンEです。

特にビタミンEは脂溶性なので、脂質の多い場所で酸化を抑える役割を担っていると考えると分かりやすいと思います。

 

ビタミンEは何に効くの?

「ビタミンE 効果」や「ビタミンE 何に効く」と検索する方も多いと思います。

ただ、ここは少し注意が必要です。

ビタミンEは医薬品ではありません。

そのため、

「ビタミンEを飲めば○○が治る」

というものではなく、

私たちの体を正常に保つために必要な栄養素の一つ

として考えるのが基本です。

特に知られているのが、脂質の酸化を防ぐ抗酸化作用です。

私たちの細胞を包んでいる細胞膜には脂質が含まれています。

ビタミンEはそうした脂質のある場所に存在し、酸化の連鎖を抑える方向に働きます。

だからこそ、「抗酸化」という文脈でビタミンEがよく登場するわけです。

 

ビタミンEは美容にも関係する?

ビタミンEについて調べると、

「美容のビタミン」
「若返りのビタミン」

といった表現を見かけることがあります。

かなり魅力的な言葉ですが、少し冷静に見ておきたいところです。

ビタミンEを摂ったからといって、直接的にシミやシワが消えたり、若返ったりするわけではありません。

一方で、肌も細胞の集まりです。

そしてビタミンEは、細胞膜などに存在する脂質を酸化から守る抗酸化栄養素です。

つまり美容を考えるうえでも、

健やかな体や肌をつくるための栄養環境の一つ

として知っておく価値のある栄養素だといえます。

ここで大切なのが、

美容=一つのビタミンで考えないこと。

です。

たとえば肌について考えても、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンA、ビタミンB群、たんぱく質、鉄、亜鉛、脂質など、さまざまな栄養素が関わっています。

「ビタミンCと肌の関係をもう少し詳しく知りたい」という方はこちらも参考にしてみてください。

▶︎ ビタミンCは肌にどんな効果がある?美容に欠かせない4つの理由

 

ビタミンCとビタミンEは何が違う?

ここが今回、一番知ってほしいところかもしれません。

ビタミンCとEは、どちらも「抗酸化」という言葉と一緒に語られることがあります。

しかし、まったく同じものではありません。

ビタミンCは水溶性ビタミンです。

抗酸化に関わるだけでなく、コラーゲンの生成や鉄の吸収など、さまざまな働きに関与しています。

一方のビタミンEは脂溶性ビタミン

特に脂質のある環境で、酸化を防ぐ働きに関わっています。

かなりざっくり表現するなら、

ビタミンCは水のある場所、ビタミンEは脂質のある場所。

それぞれ違う場所で抗酸化に関わっている、と考えるとイメージしやすいと思います。

ビタミンCそのものの働きについては、こちらの記事で詳しく整理しています。

▶︎ ビタミンCの効果とは?美容・健康にうれしい働きをわかりやすく解説

 

ビタミンCとEは一緒に摂ったほうがいい?

ビタミンCとEは一緒に紹介されることが多いため、

「一緒に摂ったほうがいいの?」

と思いますよね。

実はこの2つは、体内の抗酸化システムを考えるうえで関係があります。

ビタミンEが抗酸化反応に使われたあと、ビタミンCがそのビタミンEを還元する方向に関わることも知られています。

ちょっと面白いですよね。

ビタミンは、それぞれが完全に独立して働いているわけではありません。

いくつもの栄養素が関わり合いながら、私たちの体を支えています。

ただし、

「CとEのサプリを一緒に飲めば効果が倍になる」

という意味ではありません。

ここはかなり大事です。

栄養は、何か一つを大量に摂れば完成するものではありません。

まずは日々の食生活から、さまざまな食品を摂ることが基本です。

 

ビタミンEが多い食べ物は?

では、ビタミンEは何から摂ればいいのでしょうか。

ビタミンEを多く含む食品として代表的なのが、アーモンドなどのナッツ類、植物油、種子類、一部の魚介類、緑黄色野菜などです。

特にアーモンドは「ビタミンEが多い食品」としてよく知られています。

おやつとして少量食べたり、ヨーグルトやサラダに加えたりするだけでも取り入れやすい食品です。

ただ、ナッツには脂質やエネルギーも多く含まれています。

「ビタミンEを摂りたいからアーモンドを大量に食べる」

ではなく、普段の食事に適量取り入れるくらいがちょうどいいでしょう。

植物油にもビタミンEは含まれています。

そして野菜や魚にも含まれている。

こう考えると、

特定の食品だけを食べるより、いろいろな食品を食べることの方が大切

ということが見えてきます。

ちなみにビタミンCが多い食べ物については、こちらの記事でも紹介しています。

▶︎ ビタミンCが多い食べ物の真実|実際に意識して変わった体感と選び方

CとE、それぞれの食品を見比べてみるのも面白いと思います。

 

ビタミンEは不足することがある?

通常の食生活をしている健康な方の場合、ビタミンEが極端に不足するケースは多くないとされています。

つまり、

「ビタミンE不足が心配だから、今すぐ大量にサプリで補わないと」

と考える必要はありません。

むしろ大切なのは、自分の食生活を一度振り返ってみることです。

野菜をほとんど食べない。

魚をほとんど食べない。

ナッツや種子類も食べない。

食事の種類がかなり限られている。

そんな状態なら、ビタミンEだけではなく、ほかの栄養素についても偏りが起きている可能性があります。

一つの栄養素だけを見るのではなく、

「食生活全体を見る」

という視点を持ってみてください。

 

ビタミンEは「摂りすぎ」にも注意

ここはビタミンCとの大きな違いです。

ビタミンEは脂溶性ビタミン。

一般的な食事から摂る範囲では過剰摂取を過度に心配する必要はありませんが、高用量のサプリメントを長期間使用する場合には注意が必要です。

特に服薬している方や治療中の方は、自己判断で高用量のサプリメントを追加するのではなく、医師や薬剤師に相談するようにしてください。

サプリメントは、

「多ければ多いほどいい」ではありません。

これはビタミンEだけではなく、栄養補助食品全般に言えることだと思います。

 

ビタミンCを扱う会社だからこそ、「Cだけでいい」とは言いたくない

東京サプリメントラボでは、リポソームビタミンC「LIPO PLUS」を販売しています。

だから、ビタミンCのことをたくさん発信しています。

でも、

「美容にも健康にもビタミンCだけ摂ればいい」

とは思っていません。

むしろ栄養について調べれば調べるほど、人間の体はそんなに単純ではないことが分かります。

ビタミンCにはビタミンCの役割がある。

ビタミンEにはビタミンEの役割がある。

ビタミンB群やA、たんぱく質やミネラルにも、それぞれ役割があります。

一つの成分を「万能成分」にしてしまうのではなく、

それぞれの栄養素が何をしているのかを知る。

そのうえで、自分の生活に必要なものを考える。

この順番を大切にしていきたいと思っています。

 

では、リポソームビタミンCとは?

ビタミンEについて知ったうえで、

「じゃあビタミンCについて、もう少し詳しく知りたい」

と思った方もいるかもしれません。

特に最近よく聞くのが「リポソームビタミンC」です。

普通のビタミンCと何が違うのか。

そもそもリポソームとは何なのか。

このあたりはこちらの記事で詳しく解説しています。

▶︎ リポソームビタミンCの効果とは?普通のビタミンCと何が違うのか、わかりやすく整理してみた

 

まとめ|CもEも、「どちらか」ではない

ビタミンEについて調べていくと、最終的にたどり着くのは、

「やっぱりバランスが大切」

という、ものすごく普通の答えです。

でも、この普通が意外と大切だと思っています。

ビタミンCは水溶性。

ビタミンEは脂溶性。

どちらも抗酸化に関わりますが、働く場所や役割は異なります。

だから、

「美容ならCだけ」
「抗酸化ならEだけ」

という話ではありません。

食事を基本にしながら、さまざまな栄養素を摂る。

そして不足しやすいものや、継続して摂りたいものについては、サプリメントも上手に活用する。

そんな考え方が一番自然なのではないでしょうか。

これから東京サプリメントラボのnoteでも、ビタミンCだけではなく、ビタミンE、ビタミンB群、ビタミンAなど、少しずつ栄養の話を広げていきたいと思います。

ビタミンCを毎日の習慣として取り入れたい方は、リポソームビタミンC「LIPO PLUS」もチェックしてみてください。

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※本記事は栄養に関する一般的な情報提供を目的としています。疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。治療中・服薬中の方は、サプリメントを利用する前に医師・薬剤師等へご相談ください。

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